
【生産地】 台湾
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台湾でもたくさんの人々に愛されている「東方美人」ですが、生産量が少ないため、供給が追いつかず、毎年争奪戦が繰り広げられ、必然的に高い価格がつきます。
回回回 なんで生産量が少ないの? 回回回
東方美人は他の台湾茶に比べて生産量が10分の1、かなり稀少です。
また、他のお茶は機械での茶摘みが可能ですが、東方美人は全て手摘みです。
さらに、東方美人の甘みの元・ ウンカという虫が、茶葉を噛めば噛む程甘味は増しますが、噛まれた茶葉の成長は止まってしまうため、生産量がより少なくなるわけです。
ウンカに噛まれていない葉は摘み取って製茶することができませんので、ウンカの発生率が少ない場合も生産量は激減してしまいます。
『彩香』の東方美人を作ってくださる
徐茶師は、毎年製茶の時期が近づくと、精魂込めて育てた東方美人の苗木の一部を切ってしまいます。栄養を偏らせて、より美味しくて質の良い茶葉を作るためです。
製茶は時間との勝負で、後は「経験」。徐茶師の家は、徐茶師のお祖父さんから東方美人を作り続けています。
3代目の徐茶師は、小さい頃からずっと東方美人作りに携わってきました。
台湾新竹県政府が主催する大々的な「東方美人コンテスト」においては、徐茶師は今年を含め 特等賞(グランプリ)を既に6回獲得しています。
2003年からは、3年連続その座を守りつづけています!!
さて、東方美人には3つの奇跡があるそうです。
徐茶師曰く、 | | 1、浮塵子(ウンカ)という虫の助けを借りる。 |
| | 2、加工後、新芽は真っ白に変身する。
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| | 3、蜂蜜と果物の香りがする。 |
だそうです。
その中でも、1番は特に神秘的だと思います。
ウンカが噛んだ後、茶葉は発酵が始まり、黄色や赤に変色します。 それと同時に蜂蜜の香りと果物の香りが生まれます。
ウンカが噛んだ後に、茶葉が甘くなるのは、ウンカの唾液によるものなのか、茶葉中の成分が変化したためなのか、はっきりしたことはまだ解明されていません。
回回回 テイスティング 回回回
お湯を淹れてる傍から、洋菓子のようなこっくりと甘い香りが立ち込めます!
徐茶師の作る東方美人、質の良いダージリンの紅茶に似ていますが、違うのは透明度と甘味です。
徐茶師の東方美人はダージリンよりもすっきりと濁りがなく、明度が高い感じです。
飲み心地はハチミツを口の中で解かしているように甘く、非常に滑らか。ハチミツ色の茶湯がとろ~っと舌の上に落ちると、リンゴの蜜の部分を思わせる甘~い味と香りが広がります。
飲み終わった後も口の中は「とろとろ~」っとした感覚が残り、果実の甘い香りがずっと続きます。
ダージリンに比べてさっぱりとしていながらも甘味は強く、その美しい名前通り、香りは華やかで気品があります。
「さすがチャンピオン!」と思わず唸ってしまう味わいです!